保留

みなさま、こんばんは。チャージック代表の大嶋です。

 

 

 

本日のテーマは「保留」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

新型ウイルスの流行に伴い、人々の行動や生活習慣が変わってきています。新型ウイルスが終息しても、以前の状態には戻らないだろうこれからを「ニューノーマル(新常態)」と呼ぶ方々もいます。

 

 

 

緊急事態宣言が解除され、6月より少しずつ以前のような行動や経済活動も戻ってきていますが、まだ1ヶ月先や2ヶ月先の予測ですら難しい状況であるのは変わっていません。

 

 

 

予測が難しい背景に、新型ウイルスに関するエビデンス(科学的根拠)がいまだ不確かである点は否めませんが、僕はそれ以上に人々の中にある「新型ウイルスの概念」自体があまりにも異なっており、それゆえ一部の人々の概念や行動が一方では全く受け入れられずに分断を生み出しているという事実が1カ月先を予測することを難しくしているのだと思っています。

 

 

 

認知革命の負の側面ですね。

 

 

 

そして、新型ウイルスに関連する不確かなエビデンスは、人々が新型ウイルスから身を守る行動を助長するに十分な理由になりますし、それが過剰なのか不要なのかの答えがない以上は、ある程度個人の判断にゆだねざるを得ず、その分断を正当化しているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある「答えのない事象」を目の前にしたときに人の思考・行動パターンは大きく3つあるようです。

 

 

 

1: 答えが無いのでポジティブな解釈(データ)で思考・行動する

 

2: 答えが無いので保留する

 

3: 答えが無いのでネガティブな解釈(データ)で思考・行動する

 

 

 

これは、どれが良い悪いというものではありません。

 

 

 

今回の新型ウイルスで当てはめてみると、だいたい下記のようになるのでないでしょうか。

 

 

 

 

1:「日本は重症化率も致死率も低いので、高齢者や基礎疾患のある方と医療崩壊に注意しながらできるだけ通常の経済活動に戻してよい(戻すべきだ)」

 

2:「わからない事が多いので、しばらく様子を見る」

 

3:「重症化して亡くなる人がいるのは事実だし、子供の死亡例が世界であるのも事実。ウイルスは変異する。治療薬もワクチンも開発されていない未知のウイルスなので、人命第一で経済活動を含めた行動制限を継続するべきだ」

 

 

 

 

そして、人の意見や行動は自分にとっての都合に依存している場合も多いです。

 

 

 

1を提唱する人は、新型ウイルスによって自身が経済的な打撃などを受けていて、早く人々の活動が元に戻って欲しい人が多いと思います。

 

 

 

3を提唱する人で自身の生活が脅かされるような経済的打撃を受けている人は少ないのではないでしょうか。

 

 

 

僕はポジショントークは自然な事だと思っていますし、人はそれぞれ立場や役割が違うからこそ、様々な意見を聞き入れて議論することが大事だと思っていますが、ポジションを明確にしない「保留」という立場は大いに注意が必要だと思っています。

 

 

 

「保留」も立派な意思決定オプションの1つですが、それは一時的であるからこそ「保留」と呼ばれるわけで、長期間に及んでしまってはただの茹で蛙状態です。

 

 

 

つまり、「保留」は期間限定の意思決定であるという事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は、ブログVol.12予期せぬ環境変化への対応(2020.03.26) の中で、「現在は1か月先の外部環境すらわかりませんので、何か大きな動きをする時ではないと思っています。ですので、4.5.6月は主に「地力をつける」という事を行っていきます。」と記載しています。

 

 

 

上記の意思決定のベースは「保留」であり、その期間を4.5.6月の3ケ月にしています。

 

 

 

いまだに社会・経済環境は不確実性が高いままですが、7月以降も保留し続けるわけにもいきませんので、チャージックとしてこの不確実性の高い外部環境の中での短中期計画を思考しなければいけません。

 

 

 

ブログVol.05 XとYの分析 でも触れましたが、外部環境が変わることで企業の戦略・戦術が変わるのは自然なことです。

 

 

 

そして、現在はものすごいスピードで外部環境が変化しています。

 

 

 

ここで、ブログVol.05より食の未来予測として代表的な5項目を再掲します。

 

 

 

 

1:従来の常識をくつがえすような栄養バランスのメカニズムが解明されていき、共有されていく。

2:進化の過程における人体のメカニズムが周知のものとなり、それが栄養摂取と密接に結びついているという事実が示される。

3:個人の日々摂取している栄養成分が、スマホを通じて無意識的に定量化され、管理されていく。

4:ネットの発達により、発展途上国を含む世界的規模で食に対する考え方が加速度的に変化していく。

5:食に消費する時間は、人々の可処分時間を増大していく為に大幅に削減されていく。

 

 

 

 

上記1~5のうち、1~3は研究開発やテクノロジー依存なので長い目で見てそこまで時間軸の変化はないと思います。いずれにしても今日明日にできるレベルのものではありません。

 

 

 

ただ、今回の新型ウイルスの影響で4.5は近々で少し変わってくると思っています。

 

 

 

順番が前後しますが、「5:食に消費する時間は、人々の可処分時間を増大していく為に大幅に削減されていく。」は、そもそも人々の可処分時間がどんどん少なくなっていることが前提になっています。

 

 

 

>そして、それは2007年のiPhone登場に起因するスマホの1人1台時代によるものです。

 

 

 

>>スマホ以前には無かったバーチャル空間で過ごす時間が年々増大していくに伴い、人々の可処分時間がどんどん少なくなり、それゆえに従来あったリアルの時間を減らさなければいけない。

 

 

 

>>>リアルの時間を減らす必要があるなら、人は何に使っている時間を減らすか?

 

 

 

>>>>減らす時間は「食の時間」になるだろう(途中経過は端折ります)。

 

 

 

これが当時の僕の予測です。

 

 

 

ただ、新型ウイルスの影響で現実に減っているリアルの時間は「移動の時間」が中心になり、「食の時間」に関しては、家庭内での料理やお菓子つくりなどをはじめ、むしろ増加傾向にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に「4:ネットの発達により、発展途上国を含む世界的規模で食に対する考え方が加速度的に変化していく。」という予測は、実は「5:食に消費する時間は、人々の可処分時間を増大していく為に大幅に削減されていく。」が前提になっています。

 

 

 

ざっくり説明しますと、こちらはブログVol.01 食の価値変化 よろしく、発展途上国ではこれから食の価値変遷にある「社会的欲求」や「承認欲求」「自己実現欲求」を満たす階段をあがっていくと思います。

 

 

 

ただ、日本をはじめとした先進国で30-40年かかったこの階段を上がっていく速度は、インターネットとスマホという外部環境変化によって、加速度的なスピードになるだろうという予測が4です。

 

 

 

つまり、4の前提である5の予測が変わってきていることで必然4も変わってくるだろうと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<食の未来予測より>

4:ネットの発達により、発展途上国を含む世界的規模で食に対する考え方が加速度的に変化していく。

5:食に消費する時間は、人々の可処分時間を増大していく為に大幅に削減されていく。

 

 

 

この2つの予測が変わってくることで、チャージックが必要とされる未来の風景が一時的にぼやけてしまっている事は事実です。

 

 

 

そのため、ここ数日はチャージックの短中期の計画をどうしようかと思考していたのですが、ようやく答えがでました。

 

 

 

 

 

答えは「特に変えない+α」です。

 

 

 

 

 

保留を続けるという意味ではないですよ(笑)。

 

 

 

2020年初め(新型ウイルス流行以前)にあったイメージでそのまま運営していくということです。

 

 

 

具体的には、1期目・2期目は商品開発と販促と生産体制整備をぐるぐると回しながら、粛々とコツコツとスケールしていくというイメージになります。

 

 

 

そして、+αの部分は新型ウイルスの影響もあるのですが、攻撃的な打ち手になります。こちらは運と呼ばれる不確実性を伴う打ち手ですので、どう転ぶかはわかりません。

 

 

 

ここ数日かなり思考したのですが、改めて思ったのは「しょせん僕の思考レベルはたかが知れている」という事です。

 

 

 

加えて、「そもそものミッション・プランが誇大妄想的な割には、足元はコツコツとした進みなのでどちらも変え幅が極めて少ない」という事。

 

 

 

つまり「特に変えない+α」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれにしろ、答えのない事象に深く向き合う必要性は人生において様々な場面で発生します。

 

 

 

そのような時に、どのような姿勢で向き合うか。

 

 

 

本日わかったことは、僕は「答えのない事象」を目の前にしたときに「答えが無いのでポジティブな解釈(データ)で思考・行動するパターンの人」である可能性が高いという事です。

 

 

 

ちなみに、新型ウイルスへの対応に関しても「日本は重症化率も致死率も低いので、高齢者や基礎疾患のある方と医療崩壊に注意しながらできるだけ通常の経済活動に戻してよい(戻すべきだ)」と思っています。

 

 

 

これはネガティブシナリオを想像しないし、リスクヘッジを取らないという意味ではありません。

 

 

 

もちろん、今今で答えが出る話ではありませんので、いろいろな意見があるでしょうし、議論にもなると思います。

 

 

 

それでもやっぱり、保留し続けるわけにはいきません。

 

 

 

たとえそれが、ただのポジショントークであったとしても「答え」を出して、前に進んでいかなければいけないと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は変わりますが、僕は麻雀はできませんが麻雀漫画は読みます(どういうこと?笑)。

 

 

 

麻雀漫画では、福本伸行先生の「アカギ~闇に降り立った天才~」が一番好きなのですが、その作中で主人公のアカギが浦部という麻雀打ちと3000万円(現在の金額で3億円以上)をかけた麻雀勝負で勝利します。

 

 

 

そして、その勝負での浦部の敗因をアカギは下記のように語っています。

©1996 NOBUYUKI  FUKUMOTO

そして、アカギの言葉を聞いた治は後日このように振り返ります。

©1996 NOBUYUKI  FUKUMOTO

いかがでしょうか?

 

 

 

 

ブログVol.03ビジョン(実現する未来)前編 でも少し書きましたが、この治の気持ちは20歳くらいの時の僕の気持ちそのものです。

 

 

 

あれから20年以上経った今、僕はこれまで生きてきた僕の全てを表現できる場としての「株式会社チャージック」をつくりました。

 

 

 

チャージックのミッション(人類の食糧問題を解決する)を達成するその日まで、今に殉じて、今を積み重ねて生きていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

Stay safe.

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、また!

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